正答4
解説
正解は4です。
糖尿病患者は、神経障害で痛みや熱さを感じにくく、血流障害や感染への抵抗力の低下で傷が治りにくくなっています。
足の小さな傷から潰瘍や壊疽に進むのを防ぐフットケアの指導を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 熱めの湯をかけるのは誤りです。
神経障害で熱さを感じにくいため、気づかないうちにやけどをする危険があります。
ぬるめの湯を使い、温度は手や温度計で確認してもらいます。
2:× 爪をできるだけ短く切るのは誤りです。
深爪をすると皮膚を傷つけたり、陥入爪になったりして感染の原因になります。
爪は指先と同じくらいの長さで、まっすぐに切ります。
3:× 痛くなくても、傷ができたら受診が必要です。
神経障害のため痛みを感じにくく、気づかないうちに傷が悪化しやすいためです。
小さな傷でも早めに受診するよう説明します。
4:○ 靴下を履くよう説明するのは適切です。
靴下は、けがや靴ずれ、やけどなどから足を保護します。
傷や出血に気づきやすいよう、白っぽい色の靴下を選ぶとよいとされます。
【ポイント】
フットケアの基本は、毎日足を観察すること、足を清潔に保つこと、保湿、足に合った靴を選ぶこと、はだしで歩かないことです。
こたつや湯たんぽによる低温やけどにも注意します。