正答1
解説
正解は1です。
頻尿は、排尿の回数が多い状態です。
原因には、膀胱炎、前立腺肥大症、過活動膀胱、多尿、心因性などがあります。
頻尿がみられる患者に、まず行うべき看護を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:○ 排尿時間と排尿量を把握することは適切です。
排尿日誌(排尿記録)をつけると、1回の尿量が少ないのか、尿の全体量が多いのかがわかります。
夜間の回数も把握でき、原因の推定や治療・援助の選択に役立ちます。
2:× 水分摂取を控えるよう一律に説明するのは誤りです。
水分を控えすぎると脱水や尿路感染症を招き、濃い尿で膀胱が刺激されて頻尿がかえって悪化することもあります。
3:× 尿意を感じても我慢するよう一律に説明するのは誤りです。
膀胱炎などでは排尿をがまんすると細菌が増え、症状が悪化します。
膀胱訓練は、原因を評価したうえで計画的に行うものです。
4:× 骨盤底筋運動は、主に腹圧性尿失禁などに有効な方法です。
頻尿のすべてに勧める方法ではなく、まずは排尿の状態を把握して原因を見きわめることが先です。
【ポイント】
排尿障害の看護は、まず排尿日誌などで排尿のパターンを把握することから始めます。
夜間頻尿では、転倒の予防として、トイレまでの動線や照明にも配慮します。