正答1
解説
正解は1です。
巻軸包帯を巻くときの基本原則を問う問題です。
血液循環を妨げず、皮膚を傷つけないことが根拠になります。
【選択肢別解説】
1:○ 巻軸包帯は末梢から中枢に向かって巻きます。
静脈血やリンパ液が心臓へ戻る流れを妨げず、末梢のうっ血や浮腫を防ぐためです。
2:× 皮膚の2面が接するように巻くのは誤りです。
指の間やわきの下などで皮膚どうしが接すると、汗で蒸れてただれ(浸軟)や摩擦が起こります。
皮膚が接する部分にはガーゼなどをはさみます。
3:× 巻き始めを強く、巻き終わりを弱くするのは誤りです。
包帯は全体を均等な強さで巻きます。
圧に差があると、強い部分で血液が滞ります。
4:× 巻き終わりは創部の上では留めません。
創部を圧迫したり、留め具が刺激になったりするためです。
巻き終わりは創部や関節、骨の突出部を避けた位置で留めます。
【ポイント】
包帯を巻いた後は、末梢の皮膚の色・温度・しびれ・腫れを観察し、循環障害がないかを確認します。
指先は観察のため、できるだけ出しておきます。