正答1
解説
正解は1です。
電気けいれん療法は、頭部に電流を流して脳に発作を起こし、精神症状の改善を図る治療法です。
現在の実施方法と適応、副作用を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:○ 現在は、全身麻酔と筋弛緩薬を用いて体のけいれんを起こさずに行う修正型電気けいれん療法(mECT)が主流です。
骨折などの危険が少なく、安全性が高まっています。
2:× 主な適応は、自殺の危険が高い重症のうつ病、緊張病状態、薬が効きにくい統合失調症などです。
パーソナリティ障害は適応ではありません。
3:× 月に1回ではなく、通常は週に2〜3回、合計で数回から十数回行います。
4:× 悪性症候群は抗精神病薬などで起こる重い副作用です。
電気けいれん療法の主な副作用は、一時的な記憶障害、頭痛、せん妄などです。
【ポイント】
mECTの前は、全身麻酔に備えて絶飲食とし、義歯やヘアピンなど金属類を外します。
終了後は意識の回復と呼吸状態を観察します。