正答2
解説
正解は2です。
深部静脈血栓症は、下肢の深い静脈に血栓ができる病気です。
血流のうっ滞、血管の損傷、血液凝固の亢進が原因となるため、静脈の流れをよくすることが予防の中心です。
【選択肢別解説】
1:× 腓腹部の痛みをみるホーマンズ徴候は、足関節を背屈させて観察します。
底屈ではなく背屈である点が誤りです。
2:○ 弾性ストッキングは、下肢を外から段階的に圧迫して静脈の血流を速めます。
血液のうっ滞を防ぐため、深部静脈血栓症の代表的な予防法です。
3:× 臥床中に足関節を固定すると、筋肉のポンプ作用が働かず血流がうっ滞します。
足関節の底屈・背屈運動を促すのが正しい対応です。
4:× ファーラー位を長時間続けると、股関節が曲がった状態で下肢の静脈還流が妨げられます。
同一体位を避け、体位変換や早期離床を進めます。
【ポイント】
予防の三本柱は、早期離床と下肢運動、弾性ストッキング、間欠的空気圧迫法です。