正答1
解説
正解は1です。
甲状腺機能亢進症では、甲状腺ホルモンが過剰になって全身の代謝が高まります。
代謝亢進によって現れる症状を選ぶ問題です。
【選択肢別解説】
1:○ 動悸は甲状腺機能亢進症でみられる症状です。
甲状腺ホルモンが心臓の働きを高めるため、頻脈や動悸が起こります。
2:× 甲状腺機能亢進症では体重増加ではなく体重減少がみられます。
代謝が高まってエネルギー消費が増えるため、食欲があってもやせていきます。
3:× 甲状腺機能亢進症では便秘ではなく、排便回数の増加や下痢がみられます。
腸の動きが活発になるためで、便秘は機能低下症でみられます。
4:× 全身の粘液水腫は、機能亢進症ではなく甲状腺機能低下症の特徴です。
皮下にムコ多糖が沈着し、押してもへこまないむくみが生じます。
バセドウ病では、すねの前面に限られた粘液水腫がみられることがあります。
【ポイント】
機能亢進症では頻脈・発汗・体重減少・手のふるえ・眼球突出、機能低下症では徐脈・寒がり・体重増加・便秘・粘液水腫がみられます。
亢進と低下の症状を対比して覚えましょう。