正答2
解説
正解は2です。
褥瘡は、骨の突出部に圧力が集中して血流が途絶えることで起こります。
側臥位で骨突出部への圧迫を最も減らせる角度を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 15度では傾きが小さく、仙骨部への圧迫が十分に減りません。
仰臥位に近い状態のため、仙骨部に体重が集中します。
2:○ 30度の側臥位が褥瘡予防に適しています。
殿筋の厚い部分で体を支えるため、仙骨部や大転子部にかかる圧力を分散できます。
3:× 45度では傾きが大きく、大転子部への圧迫が強くなります。
殿部の筋肉ではなく骨の出っ張りで体重を受けやすくなります。
4:× 90度の側臥位では、大転子部や腸骨部に体重が集中します。
接触面積が小さくなり、骨突出部の褥瘡の危険が高まります。
【ポイント】
30度側臥位では、枕やクッションを背部から殿部に当てて体を支えます。
体位変換は2時間ごとが目安で、体圧分散寝具を使う場合は間隔を延ばすことがあります。