正答1
解説
正解は1です。
広汎子宮全摘出術は、子宮頸がんなどに対して子宮、膣の一部、子宮の周囲組織、骨盤リンパ節を広く切除する手術です。
術後に起こりやすい合併症と、身体的・心理的な援助について問う問題です。
【選択肢別解説】
1:○ この手術では、膀胱の働きを調節する骨盤神経が損傷されやすくなります。
そのため尿意の低下や残尿などの排尿障害が起こりやすく、排尿の状態の確認が重要です。
2:× 子宮を失うことで、女性としての喪失感を抱く患者は少なくありません。
触れないようにするのではなく、患者の思いを傾聴し、気持ちを表出できるよう関わります。
3:× がんの手術後は、異常がなくても再発や転移の早期発見のため定期的な検診が必要です。
退院後も指示どおりに受診するよう説明します。
4:× 膣の断端の創が治癒すれば、性生活を再開することは可能です。
再開の時期は医師に確認するよう説明し、不安があれば相談できることを伝えます。
【ポイント】
広汎子宮全摘出術の代表的な合併症は、排尿障害、下肢のリンパ浮腫、卵巣摘出後の更年期様症状です。