正答1
解説
正解は1です。
意欲・行動の障害には、緊張病症状としてみられるカタレプシー、拒絶症、常同症などがあります。
それぞれの用語が、どのような行動を指すのかを区別できるかが問われています。
【選択肢別解説】
1:○ カタレプシー(強硬症)は、他人にとらされた姿勢を、それが不自然であってもそのまま長く保ち続ける状態です。
統合失調症の緊張型などでみられます。
2:× 衒奇症は、わざとらしく奇妙な表情や動作、話し方をする状態です。
相手の言葉をそのまま繰り返すオウム返しは、反響言語といいます。
3:× 拒絶症は、他人からの働きかけや指示を拒んだり、反対の行動をとったりする状態です。
外界への反応がなくなるのは、昏迷です。
4:× 常同行為(常同運動)は、意味のない同じ動作を長い時間繰り返す状態です。
活動量全体が増えるのではなく、活動量の亢進は精神運動興奮でみられます。
【ポイント】
緊張病症状には、カタレプシー、拒絶症、昏迷、常同症、反響症状(反響言語・反響動作)、衒奇症などがあります。
カタレプシーは「とらされた姿勢を保つ」、昏迷は「意識はあるのに反応しない」と区別しましょう。