正答3
解説
正解は3です。
統合失調症の症状は、本来ないものが現れる陽性症状と、本来あるものが失われる陰性症状に分けられます。
陽性症状は急性期に目立ち、陰性症状は慢性期に目立つ傾向があります。
【選択肢別解説】
1:× てんかんは、脳の神経細胞が過剰に興奮して発作を繰り返す、統合失調症とは別の疾患です。
統合失調症の症状ではありません。
2:× 無気力(意欲欠如)は、本来ある意欲が失われる症状で、陰性症状に当たります。
感情の平板化や自閉(ひきこもり)も陰性症状です。
3:○ 幻覚と妄想は、健康なときにはない体験が現れる症状で、陽性症状の代表です。
統合失調症の幻覚では、自分の悪口を言う声が聞こえる幻聴が多くみられます。
4:× 病的酩酊は、少量の飲酒でも意識障害や激しい興奮を起こす、アルコールに関連する状態です。
統合失調症の症状ではありません。
【ポイント】
陽性症状は「幻覚、妄想、思考の解体、興奮」、陰性症状は「感情の平板化、意欲の低下、自閉、会話の貧困」です。
抗精神病薬は陽性症状によく効き、陰性症状には効きにくいとされています。