正答2
解説
正解は2です。
膠原病(全身性エリテマトーデス、全身性強皮症など)の特徴と、患者の療養生活の支援を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 膠原病は、時間をかければ治癒する病態ではありません。
多くは原因が明らかでない慢性の病気で、症状が落ち着く時期(寛解)と悪化する時期(再燃)を繰り返します。
2:○ 膠原病では、薬物の副作用の観察など自己管理が必要です。
治療に用いる副腎皮質ステロイド薬や免疫抑制薬は長期間使うことが多く、感染症、骨粗鬆症、高血糖などの副作用が起こりうるためです。
自己判断で服薬を中止しないことも大切です。
3:× 膠原病は、日常生活に大きく影響します。
関節の痛み、疲れやすさ、皮膚症状、臓器障害などにより、仕事や家事が制限されることがあります。
紫外線や寒冷を避けるなど、生活上の注意も必要です。
4:× 膠原病には、労働者災害補償保険は適用されません。
労災保険は業務上や通勤による病気やけがが対象です。
膠原病の多くは指定難病であり、難病法に基づく医療費助成の対象になります。
【ポイント】
膠原病の看護では、再燃の徴候に早く気づけるよう患者自身の観察力を高めることが大切です。
感染予防、紫外線対策、疲労をためない生活を指導します。