正答3
解説
正解は3です。
甲状腺機能亢進症であるバセドウ病の症状と、それに応じた看護を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× バセドウ病では、無気力ではなく、いらいらしやすい、落ち着きがないなどの精神症状がみられます。
甲状腺ホルモンが過剰になり、交感神経が興奮しやすくなるためです。
無気力は甲状腺機能低下症でみられる症状です。
2:× 食事は低エネルギーではなく、高エネルギー・高たんぱく質にします。
代謝が亢進してエネルギーの消費が激しく、体重が減少しやすいためです。
3:○ 眼球突出には、サングラスを使用するとよいと説明します。
眼球が突出すると目が閉じにくく、角膜が乾燥したり、光や風、ほこりの刺激を受けたりしやすくなります。
サングラスで目を保護することで、角膜の傷害やまぶしさを防げます。
4:× バセドウ病では、皮膚は乾燥するのではなく、汗をかいて湿りがちになります。
代謝が亢進して熱産生が増え、発汗が多くなるためです。
清拭や更衣で皮膚を清潔に保ちます。
皮膚の乾燥は甲状腺機能低下症でみられる症状です。
【ポイント】
バセドウ病の三主徴(メルセブルクの三徴)は、甲状腺腫、眼球突出、頻脈です。
抗甲状腺薬の副作用として無顆粒球症があり、発熱やのどの痛みが出たらすぐ受診するよう指導します。