正答3
解説
正解は3です。
気道内の分泌物(痰)を出しやすくする排痰法の原理と方法を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 体位ドレナージでは、痰が貯留している肺区域を下側ではなく上側にした体位をとります。
重力を利用して、痰を末梢の気管支から太い気管支へ流し出すためです。
2:× スクイージングは、吸気時ではなく呼気時に、胸郭を手で圧迫する方法です。
息を吐くのに合わせて胸郭を絞るように押し、呼気の流れを強めて痰の移動を助けます。
3:○ 咳嗽によって排痰を促します。
咳は、気道の分泌物や異物を体外に出す自然な防御反応です。
深呼吸の後に咳をする、腹部を押さえて咳をするなど、効果的に咳ができるよう援助します。
4:× 排痰法は単独で行うのではなく、組み合わせて行うことで効果が高まります。
例えば、体位ドレナージで痰を移動させ、スクイージングで呼気を補助し、最後に咳や吸引で痰を出します。
【ポイント】
排痰を助けるには、十分な水分補給や吸入で痰をやわらかくすることも大切です。
排痰援助は、食直後を避けて行います。