正答2
解説
正解は2です。
ネブライザーなどによる吸入療法を効果的に行うための患者指導を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 吸入は臥床したままではなく、座位またはファウラー位(半座位)で行います。
横隔膜が下がって肺が広がりやすく、深い呼吸ができて薬液が気道の奥まで届きやすいためです。
2:○ 吸入時はゆっくりと深呼吸をします。
ゆっくり深く吸い込むことで、薬液の粒子が細い気管支や肺の奥まで届くためです。
速く浅い呼吸では、薬液が口やのどにとどまってしまいます。
3:× 口腔内にたまった薬液は飲み込まず、吐き出します。
飲み込むと薬液が消化管から吸収され、不必要な副作用が出るおそれがあるためです。
4:× 吸入終了後は含嗽をします。
口やのどに残った薬液を洗い流すためです。
特にステロイド薬の吸入後は、口腔カンジダ症や声のかすれを防ぐために必ず含嗽します。
【ポイント】
吸入療法は、食事の直後を避けて行います。
吸入中に咳が出たら中断して痰を出し、落ち着いてから再開します。