正答2
解説
正解は2です。
入浴が身体に与える影響と、安全に入浴するための援助を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 浴槽での入浴は、シャワー浴に比べて心臓・呼吸器系の負担が大きく、体力の消耗も大きくなります。
湯の水圧が胸部や腹部にかかり、温熱作用で血圧や脈拍も変動するためです。
2:○ 脱衣所と浴室の温度差を少なくします。
寒い場所で裸になると血管が収縮して血圧が上がり、湯に入ると血管が広がって血圧が急に下がります。
この急激な変動(ヒートショック)は、脳卒中や心筋梗塞、失神の原因になります。
3:× 食事直後の入浴は避けます。
入浴で皮膚の血管が広がると消化管への血流が減り、消化が妨げられるためです。
食後1時間程度は空けるようにします。
4:× 浴槽から出るときは、血圧が高くなるのではなく低くなることがあります。
体にかかっていた水圧がなくなり、広がった血管に血液がたまるためです。
立ちくらみや転倒を防ぐため、ゆっくり立ち上がるよう説明します。
【ポイント】
入浴の援助では、湯温を40℃前後に保ち、空腹時や食直後を避け、入浴前後に水分を補給します。
脱衣所や浴室はあらかじめ暖めておきます。