正答1
解説
正解は1です。
成人の身体測定(体重・握力・腹囲・肺活量)の正しい方法を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:○ 成人の体重は、kg単位で小数点以下第1位(0.1kg)まで記録します。
体重の変化は栄養状態や浮腫、薬の量を判断する材料になるため、細かく記録します。
測定は、できるだけ同じ時間帯・同じ条件(排泄後、同じ衣服など)で行います。
2:× 握力測定は、同じ手で測った複数回の値を平均するのではありません。
左右それぞれ複数回測定し、よい方の値(最大値)を記録するのが基本です。
3:× 腹囲は、吸気の終わりではなく、呼気の終わり(軽く息を吐いたとき)に目盛を読みます。
息を吸うと腹部が膨らみ、値が大きく出てしまうためです。
立位で、へその高さで水平に測ります。
4:× 肺活量は仰臥位ではなく、立位または座位で測定します。
仰臥位では腹部の臓器が横隔膜を押し上げ、肺が十分に広がらないため、値が小さくなります。
【ポイント】
腹囲はメタボリックシンドロームの診断に用い、基準は男性85cm以上、女性90cm以上です。
身体測定は、条件をそろえて継続的に比べることが大切です。