正答1
解説
正解は1です。
脈拍の変動要因、測定部位、年齢による変化、脈拍欠損の意味を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:○ 脈拍数は、運動、入浴、精神的緊張によって増加します。
いずれも交感神経が優位になったり、全身の酸素需要が増えたりして心拍数が上がるためです。
そのため脈拍は、安静にしてしばらく経ってから測定します。
2:× 測定によく用いられるのは大腿動脈ではなく、橈骨動脈です。
橈骨動脈は手首の親指側の浅い位置を通り、触れやすく患者の負担も少ないためです。
3:× 脈拍数は、発達段階が進むにしたがって増加するのではなく、減少します。
新生児・乳児で最も多く、成人では1分間に60〜100回程度になります。
4:× 脈拍欠損とは、脈拍のリズムが乱れることではありません。
心臓は収縮しているのに、末梢の動脈で脈が触れない状態をいいます。
心拍数より脈拍数が少なくなり、心房細動などでみられます。
リズムが乱れることは不整脈(脈拍不整)といいます。
【ポイント】
脈拍欠損が疑われるときは、2人で心尖部の心拍数と橈骨動脈の脈拍数を同時に1分間数えて比べます。