正答2
解説
正解は2です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
精神科で用いる主な向精神薬の分類と作用、副作用が問われています。
【選択肢別解説】
1:× 気分調整薬(気分安定薬)は、躁状態の治療や双極性障害の再発予防に用いられるので、記述は正しいです。
代表的な薬は炭酸リチウムやバルプロ酸です。
2:○ 選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)は抗認知症薬ではないため、誤りです。
正しくは抗うつ薬で、うつ病やパニック障害、強迫性障害などに用いられます。
抗認知症薬には、ドネペジルなどがあります。
3:× 抗精神病薬は、定型(第一世代)と非定型(第二世代)に分類されるので、記述は正しいです。
定型にはハロペリドールなど、非定型にはリスペリドンなどがあります。
4:× 抗精神病薬はドパミンの働きを遮断するため、錐体外路症状としてパーキンソン症候群が起こるので、記述は正しいです。
手のふるえ、筋固縮、動作の緩慢などが現れます。
【ポイント】
炭酸リチウムは有効量と中毒量が近いため、血中濃度の測定が必要です。
抗精神病薬の重い副作用には、高熱や筋強剛をきたす悪性症候群もあります。