正答1
解説
正解は1です。
敗血症は、感染症に対する体の反応が制御できなくなり、臓器障害を起こす重い病態です。
全身の炎症反応によって、体温・脈拍・呼吸・尿量などのバイタルサインに異常が現れます。
【選択肢別解説】
1:○ 敗血症では、38℃を超える発熱、または36℃未満の低体温がみられます。
全身性炎症反応症候群(SIRS)の診断基準にも、体温の異常が含まれます。
体温の異常は敗血症の症状として正しいです。
2:× 呼吸数は減少ではなく増加します。
代謝の亢進や代謝性アシドーシスを補うため、頻呼吸となります。
3:× 尿量は増加ではなく減少します。
血圧の低下や腎臓の血流低下によって、乏尿となります。
4:× 心拍数は減少ではなく増加します。
発熱や、血管の拡張による血圧低下を補うため、頻脈となります。
【ポイント】
SIRSの基準は、体温・心拍数(90回/分超)・呼吸数(20回/分超)・白血球数の異常です。
血圧の低下が続く敗血症性ショックでは、意識障害や多臓器不全に進むことがあります。