正答2
解説
正解は2です。
ボディメカニクスの原則を、看護動作に当てはめられるかを問う問題です。
ボディメカニクスとは、力学の原理を活用して、少ない力で安全に動作する技術です。
【選択肢別解説】
1:× 体位変換では、膝を立てたほうが小さな力で行えます。
膝を立てると体がまとまり、てこの原理で腰を回しやすくなるからです。
2:○ 患者を移動するときは、てこの原理を活用します。
支点・力点・作用点を意識すると、小さな力で大きな力を生み出せます。
3:× 水平移動のときは、身体を患者から離すのではなく近づけます。
重心どうしを近づけるほど、少ない力で動かせ、看護師の腰への負担も減ります。
4:× 患者を支えるときは、足の幅が狭いほうではなく広いほうが安定します。
足を開くと支持基底面が広がり、重心がその中に収まりやすくなるからです。
【ポイント】
「支持基底面を広く、重心を低く、患者に近づく」が基本です。
大きな筋群を使い、身体をねじらずに足先を動かす方向に向けることも大切です。