正答2
解説
正解は2です。
標準予防策(スタンダードプリコーション)は、すべての患者の血液・体液・分泌物・排泄物・粘膜・傷のある皮膚を、感染の可能性があるものとして扱う考え方です。
【選択肢別解説】
1:× 手袋を使用しても手指衛生は必要です。
手袋には小さな穴があいていることがあり、外すときに手が汚染されることもあるため、手袋を外した後にも手指衛生を行います。
2:○ 粘膜や傷のある皮膚は病原体が侵入しやすく、感染性の体液に触れる可能性もあります。
そのため、触れる前に手袋を着用します。
3:× 使用後の注射針はリキャップしません。
キャップを戻す動作で針刺し事故が起こりやすいため、使用後はそのまま耐貫通性の廃棄容器に捨てます。
4:× N95マスクは、結核・麻疹・水痘などに対する空気感染予防策で用います。
標準予防策では、飛沫を浴びるおそれのある処置のときにサージカルマスクを着用します。
【ポイント】
標準予防策の基本は、手指衛生、個人防護具の適切な使用、リキャップの禁止、咳エチケットです。
これに加えて、病原体の感染経路に応じて接触・飛沫・空気感染予防策を行います。