正答3
解説
正解は3です。
前立腺肥大症の発症年齢・症状・治療を問う問題です。
前立腺肥大症は、加齢に伴って前立腺が大きくなり、尿道を圧迫して排尿障害を起こす疾患です。
【選択肢別解説】
1:× 70歳以前にも発症します。
50歳ごろから増え始め、年齢とともに多くなります。
2:× 最初に出現する症状は排尿痛ではなく、頻尿(特に夜間頻尿)や排尿開始の遅れなどです。
前立腺肥大症では一般に痛みは目立ちません。
3:○ 症状が進行すると尿閉を起こします。
肥大した前立腺が尿道を強く圧迫し、尿が出せなくなるためで、飲酒や寒さが誘因になります。
4:× 放射線治療は行いません。
α1遮断薬などの薬物療法や、経尿道的前立腺切除術(TURP)などの手術療法が行われます。
【ポイント】
前立腺肥大症は前立腺の内側(移行域)から、前立腺がんは外側(辺縁域)から発生しやすいとされます。
前立腺がんでは放射線治療やホルモン療法が行われ、肥大症の治療と区別しましょう。