正答3
解説
正解は3です。
硬膜外麻酔の適応・体位・特徴を問う問題です。
硬膜外麻酔は、脊髄を包む硬膜の外側の空間(硬膜外腔)に局所麻酔薬を注入する麻酔法です。
【選択肢別解説】
1:× 硬膜外麻酔は、頭部・顔面の手術には使いません。
胸部・腹部・下肢の手術や、術後の痛みの管理に用います。
2:× 穿刺は主に座位ではなく側臥位で行います。
背中を丸めて棘突起の間を広げると、穿刺しやすくなります。
3:○ 硬膜外麻酔では、目的とする脊髄分節の範囲だけを麻酔できます。
穿刺する高さや薬の量を調節して、必要な部位を選んで麻酔します。
4:× 脊髄くも膜下麻酔に比べて、少量ではなく多量の局所麻酔薬が必要です。
薬が硬膜を通って神経に届くまでに広く拡散するためです。
【ポイント】
硬膜外麻酔はカテーテルを留置して持続的に薬を注入でき、術後鎮痛にも使われます。
脊髄くも膜下麻酔は少量の薬で効果が速く現れる一方、頭痛や血圧低下に注意が必要です。