正答4
解説
正解は4です。
酸素療法に用いる器具と、得られる酸素濃度の違いを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 鼻カニューレは低濃度の酸素投与に用います。
流量を増やしても吸入酸素濃度はおおむね40%程度までで、高流量では鼻粘膜が乾燥します。
2:× フェイスマスクは中等度の濃度の酸素投与に用います。
吸入酸素濃度はおおむね40〜60%程度です。
3:× ベンチュリーマスクは、設定した濃度の酸素を正確に投与するための器具です。
高濃度よりも、24〜50%程度の比較的低い濃度を一定に保つのに適しています。
4:○ リザーバーマスクは、高濃度の酸素吸入に適しています。
リザーバーバッグにためた酸素を吸うため、60%以上の高い濃度が得られます。
【ポイント】
酸素濃度は「鼻カニューレ<フェイスマスク<リザーバーマスク」の順に高くなります。
慢性閉塞性肺疾患(COPD)では高濃度酸素でCO2ナルコーシスを起こすおそれがあり、濃度を正確に調節できる器具を選びます。