正答4
解説
正解は4です。
疾患ごとの食事療法の原則を問う問題です。
病態を悪化させる要因を減らすことが、食事療法の基本的な考え方です。
【選択肢別解説】
1:× ネフローゼ症候群では塩分の制限が必要です。
高度のたんぱく尿と低アルブミン血症で浮腫が起こるため、食塩を控えて浮腫を抑えます。
2:× 虚血性心疾患の予防では、飽和脂肪酸を多めではなく控えめに摂ります。
飽和脂肪酸はLDLコレステロールを上げ、動脈硬化を進めるためです。
3:× 痛風の予防では、水分を制限せず十分に摂ります。
尿量を増やして尿酸の排泄を促し、尿路結石も予防するためです。
4:○ 急性膵炎では、脂肪を控えて炭水化物を主体とした食事にします。
脂肪は膵液の分泌を強く刺激し、膵臓に負担をかけるためです。
【ポイント】
急性膵炎の急性期は絶食で膵臓を安静にし、回復期に低脂肪・炭水化物主体の食事から再開します。
痛風は飲水励行とプリン体・アルコールの制限、ネフローゼ症候群は減塩が基本です。