正答1
解説
正解は1です。
透析療法を受ける患者への看護を問う問題です。
透析には、血液を体外で浄化する血液透析と、腹膜を使う腹膜透析があります。
【選択肢別解説】
1:○ 血液透析では、腕に動脈と静脈をつないだシャントをつくります。
シャントが詰まると透析ができなくなるため、毎日拍動やスリル(振動)を確認します。
シャント側の腕では血圧測定や採血を行わず、圧迫しないように注意します。
2:× 透析中の頭痛や吐き気は、心配しなくてよい症状ではありません。
不均衡症候群や血圧低下のサインのことがあるので、すぐ知らせるよう説明します。
不均衡症候群は、血液と脳の間で老廃物の濃度差が生じておこります。
3:× 週3回程度行うのは、腹膜透析ではなく血液透析です。
腹膜透析は毎日行い、1日4回程度、透析液を交換します。
4:× 腹膜透析は医療機関ではなく、自宅などで患者自身が行います。
通院は月1〜2回程度ですみ、社会生活を続けやすい方法です。
【ポイント】
血液透析は通院で週3回、腹膜透析は在宅で毎日行います。
シャントの観察と保護は、血液透析患者の看護の基本です。