正答2
解説
正解は2です。
放射線療法の副作用のうち、晩発性障害を問う問題です。
副作用は、治療中や治療直後に出る急性障害と、数か月から数年後に出る晩発性障害に分けられます。
【記述別解説】
a:○ 消化管潰瘍は晩発性障害です。
照射された部位の血管が細くなり、粘膜の血流が悪くなることで後から生じます。
b:× 放射線宿酔は晩発性障害ではなく急性障害です。
照射後まもなく、だるさ、吐き気、食欲不振などがおこる、いわゆる二日酔いのような症状です。
c:× 血小板の減少は晩発性障害ではなく急性障害です。
骨髄の造血細胞は放射線に弱く、治療中から白血球や血小板が減ります。
d:○ 骨壊死は晩発性障害です。
照射された骨の血流が悪くなり、年月がたってから骨が壊死することがあります。
【選択肢別解説】
1:× bの放射線宿酔は急性障害なので誤りです。
2:○ aとdはどちらも晩発性障害です。
3:× bもcも急性障害なので誤りです。
4:× cの血小板減少は急性障害なので誤りです。
【ポイント】
急性障害は宿酔・骨髄抑制・皮膚炎・粘膜炎です。
晩発性障害は潰瘍・線維化・骨壊死・白内障・二次がんです。