正答4
解説
正解は4です。
グリセリン浣腸の目的を問う問題です。
浣腸は目的によって、使う薬液や方法が異なります。
【選択肢別解説】
1:× 腸の狭窄や通過障害の検査は、グリセリン浣腸の目的ではありません。
この検査には、バリウムを注入してエックス線で撮影する注腸造影を用います。
2:× ガスによる腹部膨満感の緩和は、グリセリン浣腸の主な目的ではありません。
腸内のガスを出すには、肛門から管を入れてガスを抜く方法などを用います。
3:× 腸内の洗浄は、グリセリン浣腸の目的ではありません。
手術や検査の前などに微温湯などで腸を洗う、洗腸(高圧浣腸)の目的です。
4:○ グリセリン浣腸は便をやわらかくし、排便を促すことが目的です。
グリセリンは腸壁を刺激して蠕動運動を高めます。
さらに便にしみこんでやわらかくし、すべりをよくします。
【ポイント】
グリセリン浣腸は、約40℃に温めた薬液を左側臥位で注入します。
立位で行うと直腸穿孔の危険があるため避けます。