正答4
解説
正解は4です。
悪性症候群は、抗精神病薬の開始や増量、抗パーキンソン病薬の急な中止などで起こる、重い副作用です。
【選択肢別解説】
1:× 悪性症候群では、38℃以上の高熱が出ます。
体温の低下ではなく上昇が特徴です。
2:× 悪性症候群では、自律神経症状として大量の発汗がみられます。
無汗ではありません。
3:× 悪性症候群では頻脈や血圧の変動がみられます。
徐脈ではありません。
4:○ 悪性症候群では強い筋強剛(筋肉のこわばり)により筋肉の細胞が壊れます。
そのため筋肉の酵素である血清クレアチンキナーゼ(CK、CPK)が著しく上昇します。
ミオグロビン尿から急性腎不全を起こすこともあります。
【ポイント】
悪性症候群の4つの特徴は「高熱・筋強剛・意識障害・自律神経症状(発汗、頻脈)」と、検査での「CK上昇」です。
疑ったら原因薬を中止し、全身冷却・補液・ダントロレンの投与を行います。