正答1
解説
正解は1です。
認知症の人の心理、原因疾患の割合、症状、治療を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:○ 認知症では記憶や判断力が低下しても、喜怒哀楽などの感情や自尊心(プライド)は保たれています。
そのため、叱責や子ども扱いは本人を深く傷つけます。
尊厳を守る関わりが大切です。
2:× 日本で最も多い認知症はアルツハイマー型認知症で、全体の半数以上を占めます。
脳血管性認知症はその次に多い認知症です。
3:× まだら認知症は、障害される機能と保たれる機能が混在する状態です。
脳の障害部位がまだらに分布する脳血管性認知症の特徴です。
アルツハイマー型認知症では、脳全体に障害が広がって全般的に機能が低下します。
4:× アルツハイマー型認知症には、ドネペジルなどのコリンエステラーゼ阻害薬や、メマンチンが用いられます。
根本的に治すことはできませんが、進行を遅らせる効果があります。
【ポイント】
アルツハイマー型は「全般性・緩徐進行・病識が乏しい」、脳血管性は「まだら・段階的悪化・病識が比較的保たれる」と対比して覚えましょう。