正答3
解説
正解は3です。
人工肛門(ストーマ)を造設する患者への術前・術後の看護を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× ストーマ造設の位置は、ベルトラインに合わせるのではなく避けて決めます。
ベルトラインや骨の突出部、しわのある部位では、装具がしっかり貼れず便が漏れやすくなります。
術前に、患者自身が見える位置などを確認してマーキングします。
2:× ストーマのセルフケアの説明は、術後ではなく術前から始めます。
術前からストーマについて知ることで、受け入れの準備ができ、不安も軽くなります。
3:○ 術後は、食事や薬などにより便の性状を調整するよう説明します。
便が軟らかすぎると漏れや皮膚のトラブルが起こり、硬すぎると便秘になります。
食物繊維や水分の量、整腸薬などで便の性状を整えることが大切です。
4:× 入浴時に、必ず入浴用装具をつける必要はありません。
ストーマから湯が入ることはないため、装具を外して入浴することもできます。
装具をつけたまま入浴することもでき、状況に合わせて選べます。
【ポイント】
ストーマの位置決めの基準として、クリーブランドクリニックの原則が知られています。
ストーマ周囲の皮膚の観察と保護は、セルフケアの重要な内容です。