気管支喘息患者の看護について、正しいものの組合せを一つ選べ。
a 呼吸困難や咳嗽の発作は、夜間から早朝にかけて出現しやすい。
b 発作時の治療には、長時間作用性β₂刺激薬が使用される。
c 発作時は、仰臥位にする。
d 感冒の予防が必要であることを説明する。
正答2
解説
正解は2です。
気管支喘息の発作の特徴と、治療・看護の基本を問う問題です。
正しい記述はaとdです。
【記述別解説】
a:○ 正しい記述です。
喘息の発作は、気道が収縮しやすくなる夜間から早朝にかけて起こりやすくなります。
b:× 発作時の治療に使うのは、長時間作用性ではなく短時間作用性β₂刺激薬です。
短時間作用性β₂刺激薬は吸入するとすぐに気管支を広げるため、発作を和らげる薬として使います。
長時間作用性β₂刺激薬は、発作を予防するための長期管理薬です。
c:× 発作時は、仰臥位ではなく起座位にします。
起座位にすると横隔膜が下がって肺が広がりやすくなり、呼吸が楽になります。
d:○ 正しい記述です。
かぜなどの気道感染は発作の大きな誘因となるため、感冒予防の必要性を説明します。
【選択肢別解説】
1:× bが誤りのため、誤りです。
2:○ aとdがともに正しいため、正解です。
3:× bとcがともに誤りのため、誤りです。
4:× cが誤りのため、誤りです。
【ポイント】
喘息の長期管理の中心は、気道の炎症を抑える吸入ステロイド薬です。
吸入ステロイド薬の使用後は、口腔カンジダ症を防ぐためにうがいをします。