正答2
解説
正解は2です。
肺切除術を受ける患者の手術前後の看護を問う問題です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
【選択肢別解説】
1:× 正しい記述です。
喫煙は痰を増やし、術後の肺炎や無気肺の原因となるため、手術に備えて禁煙が必要です。
2:○ 誤った記述です。
術前に練習するのは、胸式呼吸ではなく腹式呼吸です。
肺切除後は胸部の創が痛み、胸式呼吸が十分にできなくなります。
横隔膜を使う腹式呼吸を身につけると、術後も効果的に換気でき、痰も出しやすくなります。
3:× 正しい記述です。
術後は、呼吸状態と、胸腔ドレーンからの排液の量や性状、空気漏れの有無を観察します。
4:× 正しい記述です。
術後早期から手術側の上肢を動かすと、肩関節の拘縮や筋力の低下を防げます。
【ポイント】
肺切除術の術前練習には、腹式呼吸、深呼吸、効果的な咳嗽(ハフィング)などがあります。
術後は痛みをコントロールして、深呼吸や痰の排出を促すことが合併症の予防につながります。