正答3
解説
正解は3です。
呼吸器疾患と、その診断に用いる代表的な検査の組合せを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 自然気胸の診断には、細菌培養ではなく胸部X線検査を用います。
自然気胸は肺の表面の嚢胞が破れて肺がしぼむ病気で、感染症ではありません。
2:× 気管支喘息の診断には、気管支鏡ではなく呼吸機能検査などを用います。
気道の狭くなり方や、気管支拡張薬による改善の程度を、スパイロメトリーで調べます。
3:○ 肺結核の診断には、喀痰塗抹検査を用います。
喀痰を染色して顕微鏡で抗酸菌を調べ、排菌の有無や感染性の強さを判断します。
あわせて培養検査や核酸増幅検査も行います。
4:× 慢性閉塞性肺疾患(COPD)の診断には、肺生検ではなくスパイロメトリーを用います。
気管支拡張薬を吸入した後の1秒率が70%未満であることが診断の基準です。
【ポイント】
肺結核の診断では、喀痰検査を3日間連続で行うことが一般的です。
排菌している肺結核の患者は、空気感染を防ぐため陰圧の個室に収容します。