正答1
解説
正解は1です。
膀胱留置カテーテルによる持続的導尿の目的と方法を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:○ 持続的導尿は、尿量を正確に測定する必要がある場合に行います。
手術中や手術後、重症患者などでは、尿量を時間ごとに把握して循環や腎機能を評価します。
2:× 持続的導尿では、ネラトンカテーテルではなくフォーリーカテーテルを使用します。
フォーリーカテーテルは先端のバルーンをふくらませて膀胱内に固定できます。
ネラトンカテーテルは、その場で尿を出して抜く一時的導尿に用います。
3:× 尿の流出を認めた位置のまま留置するのではありません。
尿の流出を確認したら、さらに数cm進めてからバルーンをふくらませます。
流出した位置ですぐにふくらませると、バルーンが尿道内にあって尿道を損傷するおそれがあるためです。
4:× 女性の場合、カテーテルは大腿部の後面ではなく大腿部の内側に固定します。
後面に固定すると、カテーテルが体の下敷きになり、屈曲や圧迫を起こします。
【ポイント】
男性はカテーテルを下腹部に固定し、陰茎と陰嚢の角部での尿道損傷を防ぎます。
蓄尿バッグは膀胱より低い位置に置き、尿の逆流による感染を防ぎます。