正答4
解説
正解は4です。
褥瘡の発生要因、好発部位、分類、予防の体位を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 栄養状態の低下は、褥瘡発生の重要な要因になります。
低栄養では皮膚や皮下組織がもろくなり、骨の突出も目立つため、圧迫による傷ができやすくなります。
2:× 肘頭部は、側臥位ではなく仰臥位のときの好発部位です。
側臥位の好発部位は、耳介部、肩峰突起部、腸骨部、大転子部、膝関節外側、外果部などです。
3:× 米国褥瘡諮問委員会(NPUAP)の分類は、8病期ではありません。
ステージⅠ〜Ⅳに、深部組織損傷疑いと判定不能を加えた6つに分類されます。
4:○ 予防には、腸骨や仙骨部の圧迫を避けるため、30度の側臥位が望ましいです。
30度側臥位では、殿部の筋肉の広い面で体重を支えるため、骨の突出部に圧力が集中しにくくなります。
90度の側臥位にすると、大転子部に強い圧迫がかかります。
【ポイント】
仰臥位の好発部位は仙骨部、後頭部、肩甲骨部、肘頭部、踵骨部で、最も多いのは仙骨部です。
褥瘡予防の基本は、体圧の分散、栄養管理、皮膚の清潔と乾燥です。