正答3
解説
正解は3です。
抑うつ、幻聴、躁状態、不安など、精神症状のある患者への対応を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 誤った記述です。
抑うつ状態の患者を励ますと、「頑張れない自分」を責めてしまい、自殺の危険を高めることもあります。
励ますのではなく、つらい気持ちを受け止め、休養を保障します。
2:× 誤った記述です。
患者にとって幻聴は現実の体験であり、「幻聴です」と否定すると不信感を招きます。
否定も肯定もせず、聞こえていることによるつらさに共感します。
3:○ 正しい記述です。
急性期の躁状態では、患者は刺激に敏感で怒りやすく、看護者の関わりも刺激となって興奮が強まることがあります。
刺激の少ない環境を整え、少し距離をおいて観察します。
4:× 誤った記述です。
不安の強い患者を励ますと、かえって負担になります。
そばにいて話を聴き、安心できる環境を整えます。
【ポイント】
精神症状への対応は「否定しない、安易に励まさない、刺激を調整する」が基本です。
躁状態は刺激を減らし、うつ状態は励まさずに休養を勧めると覚えましょう。