正答2
解説
正解は2です。
抗精神病薬などの向精神薬による副作用の症状を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× アカシジアは静座不能ともよばれ、じっと座っていられず、そわそわと足踏みや歩き回りを繰り返す状態です。
「不随意運動」が中心の症状はジスキネジアです。
2:○ 悪性症候群は、抗精神病薬の開始や増量のときなどに起こる重い副作用で、高熱が代表的な症状です。
筋強剛、意識障害、発汗、頻脈を伴い、血清クレアチンキナーゼ(CK)が上昇します。
命に関わるため、早期発見と原因薬の中止が必要です。
3:× ジスキネジアは、口をもぐもぐさせる、舌を出すなど、口の周りに多い不随意運動です。
便秘は、抗コリン作用による副作用です。
4:× パーキンソン症候群は、手のふるえ(振戦)、筋強剛、動作が遅くなる無動、小刻み歩行などの症状です。
口渇は、抗コリン作用による副作用です。
【ポイント】
錐体外路症状には、パーキンソン症候群、アカシジア、ジストニア、ジスキネジアがあります。
口渇・便秘・尿閉は抗コリン作用、高熱と筋強剛は悪性症候群と区別して覚えます。