正答4
解説
正解は4です。
精神症状を、意識・知覚・思考・意欲などの障害に分類できるかを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× せん妄は、思考ではなく意識の障害です。
意識が曇ったうえに、幻覚や興奮などが加わった状態です。
2:× カタレプシーは、他人にとらされた不自然な姿勢をそのまま保ち続ける症状です。
思考ではなく、意志・行動(意欲)の障害にあたり、緊張型統合失調症でみられます。
3:× 幻聴は、実際にはない音や声が聞こえる症状で、思考ではなく知覚の障害です。
4:○ 被害妄想は思考の障害です。
妄想は、根拠がないのに強く確信し、訂正できない考えで、思考内容の障害に分類されます。
被害妄想は「誰かに狙われている」「悪口を言われている」などと確信するものです。
【ポイント】
思考の障害は、内容の障害(妄想)と、過程の障害(観念奔逸、思考制止、滅裂思考など)に分けられます。
幻覚は知覚、妄想は思考、と区別して覚えましょう。