正答3
解説
正解は3です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
防衛機制にあたるものを見分ける問題です。
防衛機制とは、不安や葛藤から自我を守るために、無意識に働く心のしくみです。
【選択肢別解説】
1:× 退行は防衛機制です。
耐えがたい状況で、以前の未熟な発達段階に戻ることをいいます。
弟や妹が生まれた子どもの赤ちゃん返りが代表例です。
2:× 昇華は防衛機制です。
そのままでは社会に受け入れられない欲求を、スポーツや芸術など社会的に価値のある活動に向け変えることです。
3:○ 共感は防衛機制ではありません。
共感は、相手の感情を相手の立場に立って理解しようとする態度です。
看護師が患者を理解するために意識的に用いるコミュニケーションの姿勢です。
4:× 投射(投影)は防衛機制です。
自分の中の受け入れがたい感情を、相手のものとみなすことです。
自分が相手を嫌っているのに、「相手が自分を嫌っている」と感じるのが例です。
【ポイント】
防衛機制には、抑圧、合理化、置き換え、反動形成、同一化、補償などもあります。
「無意識に働く」という点が、意識的な態度である共感との違いです。