正答2
解説
正解は2です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
分娩第3期と第4期の看護を問う問題です。
分娩第3期は胎児娩出から胎盤娩出まで、第4期は胎盤娩出後の約2時間を指し、異常出血に最も注意が必要な時期です。
【選択肢別解説】
1:× 正しい記述です。
分娩時の出血量は、500mℓ未満が正常範囲とされています。
500mℓ以上を異常出血として扱います。
2:○ 誤った記述です。
腹部を温めると血管が拡張し、子宮の収縮が妨げられて弛緩出血を助長するおそれがあります。
子宮収縮を促すには、温罨法ではなく子宮底部の冷罨法を行います。
3:× 正しい記述です。
子宮の収縮不良(弛緩出血)は、分娩後の大量出血の主な原因です。
子宮底の高さと硬さを触診で確かめ、出血量とその性状を観察します。
4:× 正しい記述です。
子宮収縮が弱いときは、子宮底を手のひらで円を描くように輪状マッサージして収縮を促します。
【ポイント】
分娩直後の子宮収縮を促す方法は、輪状マッサージ、冷罨法、早期の授乳(乳頭刺激)、膀胱を空にすることです。
温罨法は子宮収縮を妨げるため、この時期には行いません。