正答1
解説
正解は1です。
皮膚疾患と、その検査・好発時期・治療の組合せを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:○ 正しい組合せです。
接触性皮膚炎は、原因物質に触れて起こる湿疹反応です。
疑わしい物質を皮膚に貼り、48時間後などの反応をみるパッチテストで原因物質を特定します。
2:× 誤った組合せです。
脂漏性皮膚炎は、皮脂の分泌が盛んな頭部や顔面に起こる湿疹です。
典型的には乳児期と、皮脂分泌が増える思春期以降の成人にみられます。
高齢者に多いのは、皮脂の減少による皮脂欠乏性湿疹です。
3:× 誤った組合せです。
伝染性膿痂疹(とびひ)は、黄色ブドウ球菌やレンサ球菌による皮膚の感染症です。
冬季ではなく、高温多湿の夏季に乳幼児に多く発生します。
4:× 誤った組合せです。
白癬は、白癬菌という真菌による感染症で、治療には抗真菌薬を用います。
副腎皮質ステロイド薬は免疫を抑えるため、白癬を悪化させるおそれがあります。
【ポイント】
「接触性皮膚炎はパッチテスト」「とびひは夏の乳幼児」「白癬は抗真菌薬」はセットで覚えましょう。
湿疹と思ってステロイドを塗ると白癬が広がることがあるため、診断前の自己判断の外用は避けます。