正答1
解説
正解は1です。
脊髄損傷患者の急性期から回復期の看護を問う問題です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
【選択肢別解説】
1:○ 誤った記述です。
急性期も褥瘡や肺合併症を予防するため、体位変換は必要です。
脊柱をねじらないよう、複数の看護者で体を一本の丸太のように一体として回します。
2:× 正しい記述です。
脊髄損傷では知覚が麻痺し、自分で体位を変えられないため、皮膚の観察と清潔の保持で褥瘡を予防します。
3:× 正しい記述です。
神経因性膀胱で排尿が困難になることが多く、自己導尿の必要性と方法を説明して自立を支援します。
4:× 正しい記述です。
残存機能を最大限に生かせるよう、関節可動域訓練などで拘縮を予防します。
【ポイント】
脊髄損傷では、損傷の高さによって残る機能が決まります。
頸髄損傷では肋間筋が麻痺するため、呼吸機能が低下します。
横隔膜を支配する神経は第3〜5頸髄から出るので、第4頸髄より高い位置の損傷では自発呼吸が困難になり、人工呼吸器が必要になります。