正答1
解説
正解は1です。
胃切除術後の管理と、術後に起こる合併症を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:○ 胃チューブは、胃内の液体やガスを排出して吻合部の内圧を下げる(減圧する)ために留置します。
縫合不全の予防や、出血の観察にも役立ちます。
2:× 弾性ストッキングは、手術前から着用し、術中・術後の臥床期間に深部静脈血栓を予防します。
歩行できるようになってから着用するのでは遅すぎます。
3:× 胃切除後の貧血は、胃酸の減少による鉄の吸収障害と、内因子の欠乏によるビタミンB12の吸収障害で起こります。
手術時の出血が主な原因ではありません。
4:× ダンピング症候群は、食後に冷汗・動悸・めまい・腹痛などが起こるものです。
黄疸はダンピング症候群の症状ではありません。
【ポイント】
早期ダンピング症候群は食後30分以内、後期ダンピング症候群は食後2〜3時間に低血糖として起こります。
予防には、少量ずつ回数を分けてゆっくり食べるよう指導します。