次のうち、正しい組合せを一つ選べ。
a 壮年期は身体的・心理的・社会的にも安定した時期である。
b 青年期は、自我同一性(アイデンティティ)の確立の時期にある。
c 壮年期の身体的な衰えは一様である。
d 定年を迎える時期は精神的に最も安定している。
正答1
解説
正解は1です。
青年期・壮年期・向老期の発達の特徴を問う問題です。
【記述別解説】
a:○ 壮年期は、身体的には成熟し、心理的・社会的にも自立して安定した時期とされます。
b:○ 青年期は、エリクソンの発達段階で「自我同一性(アイデンティティ)の確立」が課題となる時期です。
c:× 壮年期の後半から現れる身体的な衰えには、生活習慣などによる個人差が大きく、一様ではありません。
d:× 定年を迎える時期は、仕事や社会的役割を失い、生活や人間関係が大きく変わる時期です。
精神的に不安定になりやすく、最も安定しているとはいえません。
【選択肢別解説】
1:○ aとbはどちらも正しい記述です。
2:× dが誤りです。
3:× cが誤りです。
4:× cとdが誤りです。
【ポイント】
エリクソンの発達課題は、青年期が自我同一性の確立、成人前期が親密性、壮年期が生殖性(世代性)、老年期が統合です。
定年などの役割の喪失は、向老期の大きな発達上の危機になります。