正答4
解説
正解は4です。
クッシング病の原因・症状・治療を問う問題です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
【選択肢別解説】
1:× 正しい記述です。
クッシング病は、下垂体の腺腫から副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)が過剰に分泌され、副腎からコルチゾールが慢性的に過剰に分泌される疾患です。
2:× 正しい記述です。
コルチゾールの作用で脂肪が体幹に集まり、手足は細いのに腹部が太る中心性肥満や、満月様顔貌がみられます。
3:× 正しい記述です。
コルチゾールは血圧と血糖を上げるため、高血圧や糖尿病を合併しやすいです。
4:○ 第一選択が誤りです。
原因である下垂体腺腫に対する第一選択の治療は、鼻腔から蝶形骨洞を経て腫瘍を取り除く経蝶形骨洞手術です。
放射線療法は、手術で取り切れない場合などに行われます。
【ポイント】
クッシング病は下垂体が原因のもの、クッシング症候群は副腎腫瘍などを含むコルチゾール過剰症全体を指します。
骨粗鬆症や感染しやすさ、皮膚の菲薄化も代表的な症状です。