正答4
解説
正解は4です。
消化器疾患(脂肪性肝炎・膵炎・イレウス・胃潰瘍)の治療と看護を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 安静は促しません。
非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)は肥満や糖尿病と関連が深く、食事療法と運動療法による減量が治療の基本です。
2:× 食事が誤りです。
急性膵炎では、膵臓の安静を保つため絶食とし、回復後も脂肪を控えた食事から始めます。
脂肪は膵液の分泌を促すため、高脂肪食は症状を悪化させます。
3:× 治療が誤りです。
絞扼性イレウスは腸管の血流が途絶えて壊死に至るため、緊急手術が必要です。
保存的療法の対象ではありません。
4:○ 正しい記述です。
ヘリコバクター・ピロリ菌の感染がある胃潰瘍では、プロトンポンプ阻害薬と抗菌薬を併用した除菌治療を行い、再発を防ぎます。
【ポイント】
イレウスは、血流障害を伴う絞扼性(複雑性)か、伴わない単純性かで治療が大きく変わります。
ピロリ菌の除菌は、胃潰瘍・十二指腸潰瘍の再発予防に有効です。