輸液療法について、正しい組合せを一つ選べ。
a 高濃度、高カロリー輸液は、末梢静脈から投与する。
b 穿刺部の静脈炎の予防には、自動輸液ポンプを使用する。
c 輸液刺入部位を観察し、薬液の漏れがないか確認する。
d 輸液療法中は1日の水分出納を確認する。
正答4
解説
正解は4です。
輸液療法の投与経路と、実施中の観察・管理を問う問題です。
【記述別解説】
a:× 投与経路が誤りです。
高濃度・高カロリーの輸液は浸透圧が高く、末梢静脈では静脈炎をおこしやすいです。
そのため血流の多い中心静脈から投与します。
b:× 目的が誤りです。
自動輸液ポンプは、輸液を正確な速度で投与するための機器であり、静脈炎の予防が目的ではありません。
c:○ 正しい記述です。
刺入部に腫れ・痛み・発赤がないかを観察し、薬液が血管外に漏れていないか確認します。
d:○ 正しい記述です。
輸液中は水分の入る量と出る量(水分出納)を1日単位で確認し、脱水や水分過剰がないかを評価します。
【選択肢別解説】
1:× aとbはどちらも誤った記述です。
2:× aが誤りを含むため、組合せとして誤りです。
3:× bが誤りを含むため、組合せとして誤りです。
4:○ cとdはどちらも正しい記述なので、これが正しい組合せです。
【ポイント】
中心静脈栄養では、カテーテル関連の血流感染に特に注意が必要です。
輸液ポンプを使用していても、滴下や刺入部の観察は看護師が行います。