食事療法について、正しい組合せを一つ選べ。
a 経腸栄養法は、静脈栄養法と経口栄養法に分けられる。
b 特別治療食とは患者が好む食事をいい、直接的な治療効果はない。
c 家族の理解を得ることが重要である。
d 病態の悪化や二次障害を防止する治療法の1つである。
正答4
解説
正解は4です。
栄養補給法の分類と、食事療法の目的・特別治療食の意味を問う問題です。
【記述別解説】
a:× 分類が誤りです。
栄養補給法は、消化管を使う経腸栄養法と、静脈から投与する静脈栄養法に大きく分けられます。
経腸栄養法はさらに経口栄養法と経管栄養法に分けられます。
b:× 定義が誤りです。
特別治療食は、疾患の治療や病状の改善を目的に、医師の食事箋に基づいて栄養成分を調整した食事です。
患者の好みに合わせた食事ではなく、治療効果をもつものです。
c:○ 正しい記述です。
食事療法は退院後も家庭で長く続ける必要があることが多いため、調理を担う家族の理解と協力を得ることが重要です。
d:○ 正しい記述です。
食事療法は、糖尿病や腎臓病などの病態の悪化や合併症などの二次障害を防ぐ治療法の一つです。
【選択肢別解説】
1:× aとbはどちらも誤った記述です。
2:× aが誤りを含むため、組合せとして誤りです。
3:× bが誤りを含むため、組合せとして誤りです。
4:○ cとdはどちらも正しい記述なので、これが正しい組合せです。
【ポイント】
病院の食事は、一般治療食(常食・軟食・流動食など)と特別治療食に分けられます。
消化管が使えるなら経腸栄養を優先するのが原則です。