口腔の清潔について、正しい組合せを一つ選べ。
a 介助する際は手袋とマスクを装着する。
b 歯間部は歯間ブラシとデンタルフロスを併用する。
c 臥位で含嗽用膿盆を使用する際は、下顎に触れないように置く。
d 経口的に食事ができない場合の歯磨きは、1日1回でよい。
正答1
解説
正解は1です。
口腔ケアの方法と、感染予防・用具の使い方を問う問題です。
【記述別解説】
a:○ 正しい記述です。
口腔ケアでは唾液や血液に触れ、飛沫も生じるため、標準予防策として手袋とマスクを着けて介助します。
b:○ 正しい記述です。
歯ブラシだけでは歯間部の汚れが残るため、歯間ブラシやデンタルフロスを併用して清掃します。
c:× 置き方が誤りです。
臥位で含嗽用膿盆を使う際は、膿盆のくぼみを頬から下顎に密着させて当てます。
触れないように置くと、含嗽水がこぼれて寝衣や寝具を濡らします。
d:× 回数が誤りです。
経口摂取できない患者は唾液の分泌が減り自浄作用が低下するため、口腔内が汚れやすいです。
1日1回ではなく、毎食時に相当する複数回の口腔ケアが必要です。
【選択肢別解説】
1:○ aとbはどちらも正しい記述なので、これが正しい組合せです。
2:× dが誤りを含むため、組合せとして誤りです。
3:× cが誤りを含むため、組合せとして誤りです。
4:× cとdはどちらも誤った記述です。
【ポイント】
口腔ケアは誤嚥性肺炎の予防に重要です。
食事をしていない患者ほど口腔内の細菌が増えやすいことを押さえておきましょう。